はじめのシャバーサナの意味
こんにちは、サルバニです☺︎
部屋でエアコンなしでヨガすると、
もはやホットヨガ、もしくはビクラムヨガ環境、
関節などは伸びやすくていいかもですね◎
さて、
シャバーサナ。和名では屍のポーズ。
ヨガのレッスンに行くと、
必ず最後のシメはこのポーズではないでしょうか。
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仰向けに寝て、
足幅は骨盤くらいかやや広めにひらき、つま先外側、
両腕は身体から少し離して、手の平上向きに。
全身の力を抜いて、軽く目を閉じる。
さらに頭の中の力を抜いて。
5分から10分、保持。
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ときにはポーズとポーズの間に入ったりもします。
ヨガのエネルギーを全身に行き渡らせ、
血液やリンパを流していきます。
頭の中も完全にリラックスさせる、
そんなポーズです。
このポーズですが、
わたしはクラスの最初にも行います。
その理由、いくつかあります。
なぜはじめにシャバーサナいれるのか。
○身体の力を抜く、ゆるませる
私たちの体は普段、想像以上に緊張しています。緊張によって、体を支えたり、曲げたり伸ばしたりしています。じつは働きづめなんです。
緊張によって稼働域がせまくなり、
せまくなると動かしづらいので動かさなくなる。
するとさらに稼働域がせまくなり、と続いていきます。
肩コリもそうです。よく肩コリにはストレッチ✨、とかいいますが、のびっぱなしで固まってる状態だったりします。
なので、その緊張をゆるめてあげる。すると身体はリラックスして、本来の体の位置、状態に戻っていきます。
ヨガでこれから身体を動かすという点からみると、
ゆるめて、ポーズの準備をします。
○体の状態を内観
いまの体の状態をみていきます。呼吸の状態や体のこわばりなど。
普段、痛いなど不都合がなければ意識しない体の状態を内観します。
普段しないことなので最初は難しいかも。その練習です。
○いま体のなかで何が起きてるか、感じる練習、あるがまま観る練習
普段私たちの意識は外に向いています。
そのほうが都合がいいからです。ずっと意識が100パーセント内側にあると、交通事故とか起きかねません。また誰かとコミュニケーションもとれません。←とりません。。
なので普段は外側。その意識をいまだけは内側に向けます。その練習。
呼吸に意識を向けたり、
体の部分に注意を向ける誘導をしていきます。
ふとすると、意識はどこかにさまよいます。
それを内側にもどす。
いま、何が起きている?何を感じているか?あるがままに観ていきます。
○ありのまま観ること=意識を集中させることによる頭の中の解放、リラックス
私たちは普段、判断しながら比べながら生活しています。むかしの教えによると、それにより、悩みや苦しみが生まれる。ありのままにみることで、たとえそこで判断が生まれても、それに気づいてそれすらありのままに受容することで、頭の中は解放され、リラックスします。
このような理由から、クラスのはじめにはシャバーサナをいれます。
なので、はじめのシャバーサナでは意識ははっきり持っています。体はどーんどんリラックスしていくけれど、頭はますます冴えていく。
最初のシャバーサナは、ヨガの智慧の1つでは、と思います。
見た目完全に寝てますけど、
姿は違えど、
瞑想やマインドフルネスみたいな感じです。
ヨガに限らず、
『あーーー!もう疲れた!やることいっぱい!』という状態のときには、
一度横になってシャバーサナ、おすすめしたいです。
横になって、まずは体の状態をチェック。緊張があれば揺すったりする。
そして呼吸に意識を向ける。
ゆっくりと吸って、
深ーく、吐いて。
吸う息で体を沈め、
吐く息でくつろいでいきます。
いまの一呼吸一呼吸を味わっていきます。
今日も最後まで、
ありがとうございます☺︎